妊娠しやすい 睡眠時間

 

妊娠

■不規則な生活でホルモンバランスも崩れる?

 

職場の先輩が、3人目を妊娠しました。

 

その先輩は2人目の育休中で、まさかの妊娠だったそうです。

 

1人目、2人目は妊娠超初期からつわりがひどく、入院するほどの重症だったそうです。

 

しかし、3人目は全くつわりがなく、2人目の授乳中だったため生理がないのだろうと思いこんでおり、妊娠に気付くのがかなり遅れたそうです。

 

その先輩いわく、「規則正しい生活していたら、全然身体が違うんだと思う。

 

つわりはホルモンの関係で起こるって言われているから、育休中で毎日朝起きて、夜ちゃんと寝る生活をしているだけで、ホルモンバランスが整って、つわりもなかったんだと思う。」とのことでした。

 

夜勤があるので、仕事をしているとどうしても不規則な生活になってしまいます。

 

実際私も仕事を始めてから、生理不順になってしまいました。

 

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これ、「看護師あるある」なんだそうです。

 

看護師に限らず、夜勤のある仕事に就いている女性は生理不順を起こしやすいようです。

 

日勤や夜勤をこなす生活も、慣れてしまえば私は普通だと思っていました。

 

しかし、身体は慣れることはできないようでした・・・

 

なにがそんなに関係するのか、興味がでたので、調べてみることにしました。

 

 

■睡眠で分泌されるメラトニンの作用

 

人間は眠ることでメラトニンというホルモンが分泌されます。

 

このホルモンが卵子や精子の質を上げると言われているようです。

 

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アメリカの研究では、不妊に悩む女性の平均睡眠時間は6時間ほどで、これは妊娠のために推奨されている睡眠時間より2時間ほど短いということがわかっています。

 

また、山口大学の研究で、メラトニンを摂取することで体外受精における受精率や妊娠率が上昇したという結果がでています。

 

メラトニンを摂取しなかったグループでは、妊娠率は前回周期と同様10.2%だったが、メラトニンを摂取したグループでは妊娠率が19.6%に上昇したそうです。

 

これまでの研究でも、実際にメラトニンを摂取することで受精率や妊娠率がよくなることが確認されているそうです。

 

このメラトニンが分泌されているのが、睡眠中。

 

睡眠をとることで妊娠しやすくなり、逆に睡眠不足だと妊娠しにくくなるということがわかりますね。

 

 

■睡眠と妊娠の関係

 

メラトニンというホルモンが卵子の質を上げるというのはどういうことでしょうか。

 

このメラトニン、体内の活性酸素を抑制する、抗酸化作用を有しているのです。

 

活性酸素は卵子を攻撃する要素の1つと言われており、睡眠不足によってメラトニン分泌量が不足すると、卵胞発育過程で卵子を攻撃してしまい、卵子の成熟が妨げられてしまうそうです。

 

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また、睡眠中には成長ホルモンもたくさん分泌されます。

 

この成長ホルモンは、他のホルモン分泌を調整する働きを持っています。

 

卵巣から分泌されている女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロン。

 

これらの分泌量も、成長ホルモンによって影響されるのです。

 

成長ホルモンの不足によっても、女性ホルモンの分泌が乱れてしまうため、卵巣機能が正常に行われなくなり、排卵障害や、無排卵などを引き起こす可能性があります。

 

これらのホルモンは、22時から2時の間に分泌されると言われています。

 

そしてノンレム睡眠状態の時に、その分泌は高まるため、22時まで、遅くとも0時前には眠ることが推奨されています。

 

ノンレム睡眠とレム睡眠は聞いたことがあると思います。

 

眠りにつくとまず深い眠りの状態であるノンレム睡眠となります。

 

その後90分で浅い眠りの状態のレム睡眠に切り替わり、90分サイクルで入れ替わります。

 

そのため、0時前までに眠ることで、ノンレム睡眠状態になることができるのです。

 

そうすることで、ホルモンは十分に分泌され、妊娠しやすい身体に近づけると考えられます。

 

私は夜勤のため22時から2時はばっちり起きていましたし、夜勤じゃない日でも2時過ぎに寝ることが多かったので、ホルモンバランスが崩れてしまったのかもしれませんね。

 

 

■良質な睡眠をとりましょう

 

睡眠をしっかりとることが大切なのはわかりました。

 

でも注意が必要なことがあるようです。

 

それは、質の良い睡眠をとらないといけないということです。

 

時間は十分に足りていても、質の悪い睡眠をとっていると、ホルモンの分泌も不十分になるようです。

 

良質な睡眠をとるためには、睡眠前のアルコールを控えること。

 

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アルコールの作用で寝つきはよくなっても、目覚めやすくなります。

 

また、寝る直前に熱いお風呂に入ることも、身体が興奮状態になり寝つきにくくなるようです。

 

食事も寝る2時間前までには済ませましょう。

 

食べてすぐ寝ることも、消化器系が働くため、身体が休むことができません。

 

寝る時間だけでなく、寝る前の行動も気をつけなくてはいけませんね。

 

仕事をしながらだとなかなか難しいこともあると思いますが、妊娠を目指す時は、良質な睡眠を目指して規則的な生活を心がけましょう。