妊娠するには 飲酒

妊娠

 

■お酒大好きでも子どもが欲しい!

 

先日友人の結婚式に行ってきました。

 

その友人は、お酒が大好き。

 

旦那さんもお酒が大好きなようで、披露宴に出てくる写真はお酒を持っているものばかりで、すごく友人らしいな〜と思いました。

 

結婚後はすぐに子どもが欲しいといっている友人。

 

でも友人は毎日1リットルのビールを飲みます・・・

 

「そんなにお酒飲みすぎていたら身体に悪いよ〜」と言っても、「中毒になっているわけではないから大丈夫」と、気楽な返事が返ってきます。

 

「適量の飲酒は身体にいいんだよ!」とまで言い出します。

 

確かに適量は良いと言われますが、1日1リットルは多いはずです。

 

毎日飲んでいたら、妊娠してすぐ辞められるのかなぁ・・・と心配になりました。

 

その前に妊娠できるかに影響あるのかな?と思い、調べてみることにしました。

 

 

■過剰な飲酒は不妊につながるが・・・

 

アメリカの研究では、1日2杯の飲酒で不妊の割合が60%増えるという結果がでているようです。

 

また、体外受精の場合、週に4回以上飲酒するカップルの受精率は、しないカップルに比べて約50%減少したという結果もでているようです。

 

スウェーデンの研究では、週に7単位以上飲酒する女性は週に2〜7単位未満飲酒する女性に比べて不妊症リスクが58%高く、週に2.5単位未満しか飲酒しない女性は週に2〜7単位未満飲酒する女性に比べて不妊症リスクは35%低かったという結果がでています。

 

これらのことから、飲酒は受精率を低下させ、不妊症リスクが上昇することがわかります。

 

しかし、デンマークの研究では、少し違った結果も出ています。

 

この結果は、週に7単位以下の飲酒であれば妊娠するまでの期間に影響はみられず、全く飲酒しない女性に比べて妊娠しやすいというものです。

 

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■なぜ過剰な飲酒が妊娠に影響するのか

 

研究結果を読んでみると、少しの飲酒であれば逆に妊娠しやすくなるというデータもありますが、飲酒しない方が良いとの結果もあり、諸説あるようです。

 

しかし、どの結果を見ていても、過剰な飲酒は不妊につながるということです。

 

ではなぜ、過剰な飲酒で不妊になってしまうのでしょうか。

 

飲酒することによって身体に入ったアルコールは、肝臓で分解されます。

 

その分解の過程の中で活性酸素というものが大量に発生します。

 

妊娠

 

この活性酸素による身体の酸化を防ぐための機能が、身体には備わっていますが、その量が過剰になってしまうと、活性酸素と身体の機能のバランスが崩れてしまい、問題が起こります。

 

そのことを、酸化ストレスというようです。

 

活性酸素は、排卵時にも発生するもので、排卵や卵子の成熟に必要です。

 

しかし、飲酒のせいで酸化ストレスが起きてしまうと、卵子に影響を及ぼし、卵子の質を低下させたり、排卵を妨げたりということが起こってしまいます。

 

このため、過剰に飲酒することで不妊につながるのです。

 

 

■どれくらいなら飲んでいいの?

 

禁酒する必要はないにしても、妊娠を目指すなら飲酒量には気を付けないといけないことがわかりました。

 

では実際、どれくらいなら飲酒して影響がないのでしょうか?

 

厚生労働省は通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、節度ある適度な飲酒として、1日平均純アルコールで20g程度であると定めており、また週に2日は休肝日にするよう推奨しています。

 

妊娠

 

これらの量は、ビールで500ml、缶チューハイ500ml、ワイングラス1杯(180ml)、日本酒1合(180ml)といわれています。

 

しかし、妊活中の目安はとくに定められていません。

 

健康に良いとされているのは、「週に1〜2回、少量」をとよく言われます。

 

これを目安に、週に1〜2回の機会飲酒で少量たしなむ程度であれば、完全に禁酒する必要はないと考えられます。

 

またお酒の種類でも違います。

 

抗酸化作用の高い赤ワインには、前項で述べた活性酸素を防御するポリフェノールがたくさん含まれており、過剰に飲まなければ妊娠を促進すると言われているようです。

 

お酒が好きな人がお酒を飲めないのは辛いですよね。

 

これを読んで少し飲みすぎかな、と思われた方は、少し飲む量を減らして、妊活に励んでいただけたらと思います。

 

私も、友人にお酒を減らすよう勧めようと思います。